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飛騨高山は宮川近く、江戸時代の町家づくりの集大成とも言える日下部民藝館は国の重要文化財に指定されております。
歴史ある日下部家の家を当時のまま一般公開しており、ダイナミックな梁や束をはじめとする壮大な建築様式はもちろん、当時の生活が伺える囲炉裏や展示物、100万両かけて作られた迫力あるお仏壇など見どころ溢れる観光名所として古くより親しまれてきました。
近年ではその古き良き歴史を受け継ぎながら新しい風を取り入れるべく、高い吹き抜けでの響きを生かした音楽イベントなども行い、『見る』だけではなく『聴く』鑑賞のご提案などもさせて頂いております。
歴史深い当民藝館で、高山の人の温かさに触れながらごゆっくりとあなただけのノスタルジックな歴史のドラマをお楽しみ下さい。



日下部家の雛人形は、代々当主のもとへ嫁入道具として持参されたものが多く、人形の箱には代々の嫁の名が記されたものもあります。それだけに人形の形、大きさ、年代ともまちまちですが、これらが同一の雛段上に飾られています。そのほか子供の玩具であった人形や座敷からくりなども同時に飾られています。収納箱の墨書から文化、文政の年代のものが中心とみられ、大きな御殿を中心に雅楽奏者や5人囃、京都の葵祭行列の人形、けまり人形など王朝風の人形が多くあります。
また別の雛段には明治天皇、皇后両陛下を内裏人形とし、以下近衛師団長、近衛師団兵、憲兵などを飾っています。そのほか木目込人形や高山の土雛など代々伝わる人形が座敷いっぱいに飾られています。